くずかごのーと — 確かに、地盤を相続し、看板を受け継ぎ、カバンを丸ごと譲り受けるところから出発する世襲議員は、選挙区に大...

評価数:150万件
評価数:2億7千7百万件

アプリの完璧さをご確認ください。

完璧ですね これはいただけません

確かに、地盤を相続し、看板を受け継ぎ、カバンを丸ごと譲り受けるところから出発する世襲議員は、選挙区に大きな係累を持たない駆け出しの新人候補に比べて、スタート時点から有利な位置に立っている。その通りだ。

 が、資金(親の政治資金団体に寄付されたカネを、ほぼそのまま息子の政治資金団体に移し替えることを可能ならしめている現在の制度は、改められるべきだと思う。脱税装置みたいなものだからね)の点を除けば、要は有権者の側の意識の問題だ。

「知名度のある候補を応援する」
「なじみのある名前に投票する」
「義理のある人の働きかけに応える」

 と、選挙民の投票行動がこんな調子である限り、どうにもならない。義理がらみの、地縁と血縁と人情と動員にまみれた、村祭りみたいな選挙が営々と続くことになる。

 投票所に足を運ぶ人たちのアタマの中味が変わらない以上、立候補の段階で世襲の候補者をどんなふうに制限したところで、選挙の結果にたいした違いは生じない。タレント候補や宗教候補がハバをきかせることになるのがせいぜいだろう。

「ムーアの法則」対「こぶ平パラダイム」:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090731/201510/?P=1